意外と知らないまつげの構造

まつげの内部構造は、筒状に3層の層構造で、内側の層から順に毛髄質、毛皮質で、一番外側がキューティクルといわれる毛表皮です。
毛の中心部分を構成する毛髄質は、主にケラチンというタンパク質と脂質でできており、メラニン色素も少量ですが含まれています。
毛皮質は、毛の大部分を構成する層で、繊維状の組織がタンパク質でできており、メラニンを多く含みます。この層のタンパク質、脂質、水分量、メラニン色素の量により毛の柔らかさ、毛質などが決まります。
キューティクルと言われる毛表皮は、毛の表面を覆う薄いウロコ状を形成し、毛を外側の刺激から保護したり、毛の内側の水分の蒸発を防ぎ潤いを守る機能があります。ダイニング01
まつげの外側の構造は、実際に目で確認できるところは毛幹部、皮膚の内側に埋もれている毛の部分は毛根部、毛根部の下にある丸く膨らんだ部分を毛球といい、まつげをつくるために重要な毛乳頭、毛母細胞、メラノサイトなどの組織で構成されています。毛細血管は毛母細胞に必要な栄養分を運ぶ役割があり、皮脂腺は皮脂を分泌してツヤを出してまつ毛の保湿をします。また皮脂の膜をはることでまつ毛や皮膚に細菌が侵入することを防ぎます。
まつげはホコリが角膜や結膜にあたることを防いでいます。毛根の周辺は知覚神経も集まっておりホコリが触れると自然にまぶたを閉じます。まつ毛のまわりの組織は非常にうすい皮下組織なので、泣いたり、物が当たったりすると腫れやすくなるのです。